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坂口博士生誕120周年 ノーベル賞受賞 大村智先生が講演

2017年11月02日 18:25更新

上越市出身で応用微生物学の世界的権威である、坂口謹一郎博士が生まれてから今年で120年。これを記念したフォーラムがきょう2日に開催され、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の特別栄誉教授 大村智さんにが講演した。

フォーラムは、次の世代に科学への興味や将来への夢を育んでもらおうと企画され、上越市内の中学生や高校生など約1,500人が集まった。

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坂口博士の研究について紹介があった後、微生物について学習してきた、上越教育大学附属中学校 科学技術部の部員、高田高校1年生の相葉堅斗さん、高田農業高校食品科学科の3 年生が成果を発表した。 

高田高校の相葉さんは偶然見つけた、セミの幼虫の死骸から生えたキノコに興味をもち研究を進めた。複数の参考文献と比較検証した結果、そのキノコはニイニイゼミの幼虫に寄生して育つ菌類の一種「セミタケ」であることを突き止めた。さらにそれが、新潟県では過去に発見例がなく、この発見で新潟県が北限になったという。

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中高生の発表に続いて、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の特別栄誉教授 大村智さんが「私の歩んできた道」と題し講演した。大村さんは、山梨大学の助教授時代に坂口博士の講義を受けて、微生物学に興味を抱いたという。ノーベル賞受賞に至るまでの歩みを紹介した。

JCVスペシャル
大村先生の講演を含めたフォーラムの模様は、11月12日からJCVスペシャルで放送

 

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