2018年03月27日 16:11更新

上越市環境衛生公社と魚住かまぼこ店は、4月1日をもって経営統合すると発表した。魚住かまぼこ店は、同公社の営業部門営業課となるが、名称は屋号として継承される。

上越市環境衛生公社

名称は屋号として継承される

上越市環境衛生公社は、4年前に廃業を余儀なくされていた魚住かまぼこ店を買収し完全子会社化。伝統的な製法や技術を受け継ぐ職人の育成や販路の開拓、新製品の開発などに取り組み、4年で売上を2倍以上に増やしたという。

両社よると、技術の継承や知名度の向上など納得のいく基礎・基盤づくりができたとして経営統合に踏み切った。これにより事務の簡素化や繁忙閑散期の人のやりくり、諸経費の削減などが図られるという。

両社では「より一層の高峰を目指すことが可能」「新しいステージへ扉を開く」としている。