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10月の妙高市長選挙 市議の宮澤一照さん立候補表明

2022年07月15日 18:42更新

任期満了に伴い今年10月に行われる妙高市長選挙に、妙高市議会議員の宮澤一照さんが15日、立候補を表明しました。宮澤さんは「過疎と不況に立ち向かう」とし、現市政からの発想の転換を訴えました。

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「(市町村合併後)人口が7300人程度減っている。生産年齢人口が減り、転出も多い。この状況を食い止めなければ」

宮澤一照さんは会見の冒頭、人口減少への危機感をあらわにしました。

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宮澤さんは妙高市関山出身の56歳。大学卒業後、東京の旅行会社に勤めた後、平成6年、父親が経営していた燕温泉の旅館、燕ハイランドロッジを引き継ぎました。

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また平成15年から妙高村議会議員を1期、市町村合併後の平成17年からは妙高市議会議員を5期務めています。父親は平成6年から妙高村長を務めた宮澤英雄さん。

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宮澤さんは立候補の理由について、ことし4月、妙高市全域が過疎地域に指定されたことをあげました。市町村合併してから17年間で人口が7300人減ったとして、人口を増やす取り組みを進めるとしています。具体的にはドローンなどを扱うIT企業の誘致です。

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宮澤一照さん
「都会ではドローンの試験会場や土地がない。妙高市には広大な土地がある。困っていることに目線を向けて、そういう会社を誘致。人材を確保し雇用を生む」

また上越市との連携を強化し、通年観光に力を入れるとしています。例えば、テレワークなどで東京から妙高市へ移住を考えている人に夏は上越市の海でサーフィン、冬は妙高市でスキーが楽しめることをPRします。移住者に1年を通して観光を楽しみながら仕事をしてもらうことで妙高市への定住を図り、東京を第2の住まい、いわゆるセカンドハウスとする考え方です。

また約30年間、旅館を運営してきた経験から、新しい施設を作っても維持管理の負担が増えるとして、使われていない公共施設を地元の企業に改修してもらい、福祉施設などに活用する循環型社会を目指します。

宮澤一照さん
「友楽里館やサテライト妙高など、空いている施設がたくさんある。リニューアルして新たな発想で活用、循環型社会にしていく」

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さらに人口減少で税収が減っているとし、約17億円かけて市役所周辺に建設される新図書館の工事を延期し、規模を見直すとしています。妙高市長選挙は10月23日告示、10月30日に投開票されます。妙高市長選挙を巡っては妙高高原出身で妙高市の前の観光商工課長、城戸陽二さんが立候補を表明していて、選挙戦になる見通しです。

なお宮澤さんが市長選に立候補した場合、市議会議員の職は自動失職となります。

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