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国指定重要文化財 岩殿山「大日如来坐像」御開帳前に 住職が講演

2024年04月29日 17:16更新

上越市五智国分の岩殿山にある国指定の重要文化財、大日如来坐像の特別御開帳を前に、寺の住職による講演会が、五智歴史の里会館で29日(月・祝)開かれました。

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講演会は越の霊場岩殿山明静院保存会が初めて開き、およそ100人が参加しました。

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講師は岩殿山明静院の住職、長谷川英明さんが務めました。

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明静院は上越市五智国分の岩殿山にあり、国指定の重要文化財、大日如来坐像が置かれています。

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29日は「岩殿山」をテーマに山や坐像の歴史や見どころなどについて説明しました。

長谷川さんは大日如来坐像について、1906年に新潟県で初めて国宝に指定されたひとつであること。その後、法律の改正に伴い、1950年に国宝から国指定の重要文化財に変わったと話しました。

また、大日如来坐像は高さが145センチあり、平安後期から末期にカヤの木で造られたということです。

長谷川英明 住職
「特徴は何と言っても穏やかな顔つきと、優雅な容姿。」

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また、坐像は残っている史料が少なく、歴史については謎が多いということです。

長谷川英明 住職
「一説では1130年代に造られたという学者がいるが、いつ岩殿山に安置されたのか分かっていない。また、なぜ人里離れた山中に安置されたのか」

参加者
「前は岩殿山に週に1回程度行っていた。まだ観光地化されていないが、とても良いところ」

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長谷川英明 住職
「この講演をきっかけに多くの人に来てもらえれば。また御開帳の日に来てくれることにも期待している」

岩殿山明静院の大日如来坐像の特別御開帳は、5月3日(金・祝)から5日(日)まで、時間は午前9時から午後5時までです。拝観料は500円です。

なお、駐車場は10台ほどです。明静院では、寺までは道が狭いため「気を付けて来てほしい」と話していました。

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