2017年08月08日 16:30更新
上越市三和区にある五十君神社(いぎみじんじゃ)の例大祭が8日に行われ、地元住民が五穀豊穣や無病息災を願った。
上越市三和区にある五十君神社は、神社のある所山田(しょやまだ)集落の20戸で守り続けている。例大祭は1200年前から続く伝統のまつり。毎年稲刈り前の時期におこない、五穀豊穣や無病息災を願っている。
集落の人や近隣地区の町内会長など15人が集まり、玉ぐしを奉納したり、集落の青年部が袴を身に着け参列し、神様にお供えをしたり、神事が執り行われた。
この後、庭清(ていせい)・獅子舞・魚釣(うおつり)の3つの神楽が披露された。魚釣は、縁起の良い舞と言われ、神楽の途中では、釣竿の糸にお供え物をくくりつけ、参列者と引き合う様子も見られた。
五十君神社の遠藤眞臣 宮司は「地域の人がずっと守ってきた祭り。人が少なくなる中で、どのようにしたら祭りが盛り上がるのか、考えながら継承していきたい」と話した。
例大祭では、五十君神社に所蔵されている県指定の文化財なども披露され、参列者は地元の歴史や文化にふれていた。
※2017年8月8日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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