2021年08月18日 18:58更新

小学生の甲子園と言われる高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会に18日、妙高市の新井ジュニアが初出場し、青森県代表の十和田スリー☆スターズと対戦しました。

試合は雨の影響で1日遅れで行われました。先攻は新井ジュニア。相手は全国大会出場経験のある十和田スリー☆スターズです。

1回表。1番、内記梨央さんは俊足を生かし、内野安打となります。内記さんが盗塁で2塁に進み、2番、山﨑湊斗さん。

打球はライトへ。これがタイムリーヒットになり、1点を先制します。打った山﨑さんは3塁を狙いますがアウトに。続く3番の羽深慶人さんもライトへヒットを放ちますが、その後盗塁に失敗するなど、新井ジュニアは1点で終えます。

新井ジュニアの先発は、寺島帆南さん。

先頭打者をフォアボールで塁に出すと2番、3番の連続ヒットでノーアウト満塁のピンチを迎えます。4番を内野ゴロに打ち取り、ワンアウト満塁。5番に2ベースヒットを許し、2点を失います。その後も連続ヒットを浴び、この回、一挙6点を失います。

なんとか点を返したい新井ジュニアですが、攻撃がつながらず得点できません。1対6で迎えた4回裏、新井ジュニアはピッチャーを内記梨央さんに代えます。

しかしコントロールに苦しみ、この回の先頭打者8番をフォアボールで出塁させ、その後ヒットなどでこの回、2点を失います。

試合は1対8のまま、最終回の7回表。新井ジュニアは佐藤大誓さん、吉越要さんの2人を代打で送りますが、塁に出ることができません。最後は9番、市川冬弥さんがサードゴロに倒れ、試合終了。新井ジュニアは5安打で終わり、初戦を勝利で飾ることはできませんでした。

内記梨央さん
「先制して流れは良かったけれど、全国（レベル）は打ってくる。甘いボールは逃さない」

主将 寺島帆南さん
「負けたのは悔しいけれど、良い経験になった。応援してくれた人たちに感謝したい」

手塚 満宏 監督
「硬さもあって、初回は本来の動きではなかったが、この経験を生かして全国で勝てるように頑張ってほしい」