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上越市高齢者ワクチン接種 指定制で順調に進む

2021年06月25日 16:52更新

上越市では高齢者の集団接種は、大きな混乱はなく、順調に進んでいます。その理由は市が会場と日時を割り振る指定制にあります。予約制でなくなぜ指定制を選んだのか、市のワクチン接種事務室、大瀧早苗室長に聞きました。※インタビューは24日に実施

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上越市の65歳以上のワクチン接種は、今月16日現在、1回目を終えた人が92.2%。2回目を終えた人が36%となっています。ほかの自治体と比べて集団接種が順調に進んだ理由は、市民に予約の手間をかけず、あらかじめ、会場と日時を市が割り振る指定制の導入でした。

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大瀧室長
「(認知症など)予約行為自体が難しい人がたくさんいる。(指定制のヒントは)これまでの検診も地区割で日にち時間を分けてやっていたので、同じようなやり方で、できるだろうと思った。それが一番高齢者にとってやさしいやり方と考えた」

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接種での大きな課題は、スタッフの確保と配置でした。大瀧室長によりますと、問診の医師、接種をする看護師、ワクチンを準備する看護師、健康観察に対応する看護師が会場ごとに必要で、7つの会場すべてが稼働した際は、最大70人ほどを配置しました。

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助っ人も必要でした。市の職員の応援では足らず、県立看護大学の学生がアルバイトで、受付や誘導にあたりました。さらに、看護師や保健師でもある市の幹部に現場の運営に携わってもらうことで、常に運営の改善に努めたということです。

大瀧室長
「(出動する)職員への説明会は何回もやって、看護大の学生や医者、看護師にしっかり理解してもらい、持ち場でやることきっちり決めている。結果的に良かったが、最初からこんなにうまくいくと思わなかった。(この後)高齢者よりも倍近い人数受けることになる。しっかり準備して関係者一丸となってやっていく」

大瀧室長によりますと、今後64歳以下の接種にあたり、課題は集団接種と大規模接種センターの職域接種のバランスをどうとるか、スタッフ配置などの調整だということです。

なお接種の際は、袖をまくりやすい肩がでるような半袖シャツなどの服装で、お願いしたいということです。

また接種券が発送されたことに伴い、市のコールセンターは今週末と来週末の土日も開設されます。

 

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