2021年06月08日 17:58更新

8日未明、上越市吉川区土尻で住宅や作業小屋など6棟が全焼する火災がありました。住民にけがはありませんでした。

火災があったのは上越市吉川区土尻の木造2階建て住宅などです。午前1時45分ころ、火元の関係者から消防に通報がありました。

火元とみられる住宅の敷地

消防車20台が出動し、消防署員35人、消防団109人が消火にあたり、火はおよそ2時間30分後に消し止められました。

この火災で、火元とみられる木造2階建ての住宅と敷地内にある作業所、車庫など4棟が全焼しました。さらに隣接する木造2階建ての住宅と蔵など2棟が全焼したほか、別の木造2階建て住宅2棟の一部が焼けました。焼失面積は640平方メートルです。

この火災でけが人はいないということです。

延焼して全焼した住宅

火元の隣りで、家が全焼した夫婦は「2階で夫婦で寝ていたが、外がさわがしくて目が覚めた。家財をもって逃げたが、火が燃え移るとあっという間に燃えた」と話していました。

警察と消防では、出火の原因などを調べています。