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牧区高尾集落で古民家を改築した貸しスペース準備中

2021年05月02日 04:00更新

新たなしゃべり場にいらっしゃい!

上越市牧区の高尾集落で、古民家を改築した貸しスペース作りが進められています。

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貸しスペースの名前は「山のホムサ」です。築百年の古民家を、30年ほど前に集落に移り住んだ鈴木明美さんと娘の一恵さんが、3年前から改築を進めてきました。

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改築の作業は、親子で大半を進めます。そのなかで、見守っていた集落の大工も作業を手伝ったということです。

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一恵さんは「この家自体もそうだが、使われなくなったものを再利用するのがいい。自然の景色を見ながらのんびり過ごせる場所になってほしい」と話していました。

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鈴木さん親子が貸しスペースを作る理由は、4年前に始めた交流イベント「お茶のみ散歩」が、コロナ禍で継続できなくなったためです。イベントは、集落の家々を開放する形で、山里でのふれあいを求めて、多い月には県内外から集落の人口の倍以上を越える参加がありました。

お茶のみ散歩_(5)

お茶のみ散歩_(4)

画像提供:鈴木さん

明美さんは「お茶のみ散歩を通して親戚のような付き合いができた。イベントを休止してからも、電話やメールをくれたり足を運んでくれる人もいて、繋がりは続くと感じた。この縁を絶やしたくないという思いがある」と話していました。

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「コロナ禍で家を開放することはできなくなりました。その代わりとして、準備中の貸しスペースには、これまで通り気軽に訪れてほしい」と鈴木さん親子は話します。

一恵さんは「高尾は人口減少が進む集落。せっかく地域外の人が来るようになっても、コロナだからできないで全てやめてしまったら、小さな集落からはどんどん人が離れてしまう。民泊やスペース貸しをすることで、少しでも集落の未来につなげたい」と話していました。

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貸しスペース「山のホムサ」は、今年の夏ごろにオープンする予定です。またその後、民泊も始めるということです。

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