2017年06月14日 14:34更新
新しい国産エネルギーとして注目され、上越沖にもその存在が確認されているメタンハイドレートをテーマにした特別授業が、きょう直江津小学校で開かれた。
メタンハイドレートは、海底の地層の中にあるメタンガスと水が固まったもので、上越沖の日本海などで相当量の存在がみこまれていることから、将来の国産エネルギー資源として期待されている。授業は、上越市がメタンハイドレートの商業化に向けて研究開発の機運を高めるため開いたもので、4年生と5年生70人が参加。
講師は、市の担当職員や理科センターの職員で、火力発電所の仕組みや輸入に頼る現在の日本のエネルギー事情。さらにメタンハイドレートを採取、利用することで、直江津港が発展する可能性が大きいことを説明した。
参加した児童からは、「身近に大きなエネルギーがあると知って驚いた。エネルギーが採れるようになれば、いろいろな人が来て楽しい上越市になる。」といった声が聞かれた。
市では、今後も小学生を対象にしたメタンハイドレートの授業を開くことにしている。
※2017年6月14日 ニュースLiNK 放送内容18:30~
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