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雪室貯蔵施設「ユキノハコ」 27日オープン!

2021年03月17日 04:00更新

雪の宝箱使ってください!

上越市安塚区で建設を進めてきた観光型の雪室貯蔵施設、「ユキノハコ」が完成し、今月27日にオープンします。16日からは、貯蔵庫への雪入れ作業がはじまりました。

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雪室貯蔵施設「ユキノハコ」は、2017年12月に旧施設が改修工事中に火災で全焼し、その跡地に上越市が整備を進めてきました。木造2階建てで、野菜などを保存する貯蔵庫の床面積は約74平方メートル。

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隣にはほぼ同じ大きさのスペースがあり、最大90トンの雪が入ります。名前のユキノハコには、雪の宝箱という意味が込められています。

 

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施設1階のまわりには雁木のような回廊があり、観光客が無料で見学できます。

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また、2階には見学デッキが設けられています。

ユキノハコの貯蔵庫は、夏でも5度ほどに室温が保たれます。アドバイザーを務める雪だるま財団の伊藤親臣副理事長は「低温になると低温順化で甘くなったり味が濃くなる。野菜を雪室に入れると美味しくなる」と話します。 

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市では、コメや野菜などを保存することで、雪室ならではの付加価値が生まれるとして、個人や事業者の利用を呼びかけています。料金は1パレットにつき個人は2750円、事業者は5500円です。また、希望すれば、施設の隣りにある「雪だるま物産館」で、保存した商品を委託販売できます。すでに、酒造会社や農業法人などから利用の申し込みがあるということです。

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伊藤副理事長は「雪室でお茶やコーヒーも貯蔵できる高付加価値化を雪室でできるそういった機能的な施設になれば」。また、施設を管理する雪だるま物産館の増野秀樹さんは「施設は夏でも利用できるので、雪を見たり雪室商品などを買って楽しんでほしい」と話していました。

雪入れ作業は18日まで続きます。オープンの27日には、完成記念式典と見学会が開かれます。

 

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