2024年03月23日 14:47更新

全国から強豪校が集まる高校のバレーボール大会がきょうから３日間に渡って上越市内で開かれます。初日のきょうは、上越高校が今年の春高バレー出場校と対戦し、熱戦を繰り広げました。この大会は上越地域の高校バレーボールの技術を高めてもらおうと上越バレーボール協会が毎年開いています。ことしは全国15県から65校が集まりました。このうち初日のきょうは去年全国大会に出場した上越が、ことしの春高バレー出場校茨城県の明秀日立と初戦を迎えました。

１セット目は、先制点を取られるも試合中盤１番キャプテン吉田選手のスパイクと、サーブで連続得点、２番小林選手のフェイント、さらに７番田中選手がブロックアウトを決め、同点に追いつきます。その後両者１点を取りあう形のまま上越のマッチポイント。６番岡田選手のブロックアウトにより１セット目を先取しました。

続く２セット目、明秀日立の打点が高い強烈なスパイクに隙をついたフェイントなどが続き、苦しい展開に。上越もコート外に出たボールも懸命に追いかけ粘りを見せます。しかし反撃もかなわず、２セット目は落とします。強豪校に粘りを見せる上越。

３セット目も両者ゆずらずラリーが続く接戦に。上越も得意のブロックアウトや　６番岡田のスパイクで食らいつきます。しかし最後は相手センターからのストレートが決まり、セットカウント１対２で惜しくも敗れました。

吉田杏莉キャプテン
「勝てる試合だったがミスが続いて落として悔しい。得意のブロックアウトで得点につながってよかった。この大会で攻撃から守りからすべて、強い学校のプレーを見ながら学びたい。今年の目標は春高に行くこと」

主催した上越バレーボール協会の中村晶夫会長は「この大会で力をつけて上越から全国で活躍するチームが出てほしい」と話していました。