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将来の仕事を考える 稲田小児童がヒノキで”はし作り”に挑戦

2023年09月26日 09:05更新

将来の仕事について学んでいる上越市立稲田小学校の6年生が25日(月)、地元出身の宮大工から指導を受けながら、ヒノキを使ったはしづくりに挑戦しました。

230925_稲田小 ヒノキではし作りに挑戦

稲田小学校の6年生59人は、将来の仕事について考えようと、これまで職業訓練学校の上越テクノスクールを見学したり、実際に働く人から話しを聞いたりしてきました。

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25日(月)は安塚区出身の宮大工、日下部建さんを学校に招き、仕事の魅力などについて話しを聞きました。日下部さんは、これまで京都の清水寺や東本願寺などの修復を手掛けています。日下部さんは宮大工の活動は大切な文化財を残すことにつながっていると話しました。

宮大工 日下部建さん
「目の前に出来上がったときが宮大工をしていて1番うれしい瞬間。周りの人にたくさん助けられて形にできた塔が100年200年と長く建ち続けられることを願っている」

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続いて、児童はヒノキを使ったオリジナルのはしづくりに挑戦しました。

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ヒノキは、あらかじめはしの長さ20センチほどにカットされていて、児童は大工の仕事に欠かせないかんなを使ってヒノキを削って形を整えていきました。

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 児童
「最初は名前も知らないであまり興味がなかったが、箸を作ったり建物を建てている姿を見て憧れが強くなった」
「自分で修復してそれがずっと残ることがいいなと思った」

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宮大工 日下部建さん
「宮大工を含む大工は20年前に比べ半数に。お年寄りの職人が多く次の世代の大工が少ない。(将来)自分が仕事何に就こうか思ったときに職人や大工が可能性のひとつになってくれたらうれしい」

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児童は、これまで学んできたことをまとめ、11月に将来自分のやりたい仕事について発表することになっています。

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