2023年10月10日 11:37更新

働く喜びを実感！夏休みに職場体験をした妙高市立新井中学校の2年生が6日（金）、体験を通して感じたことを生徒の前で発表しました。

新井中学校では毎年、2年生全員が妙高市内の事業所で夏休みなどの3日間、職場体験をしています。生徒を受け入れたのは、銀行やリゾートホテルなど56か所の事業所です。発表会では、2年生の代表15人が、仕事の内容や感じたことを1、2年生の前で紹介しました。

このうちときわこども園では、生徒6人が保育士の仕事を体験し、3歳から5歳までの園児と水遊びをいっしょにしたほか、寝かしつけに挑戦しました。

「1番大変だったことは寝かしつけ。寝ない子を付きっきりで先生が面倒を見ているところが大変だと思った。1番楽しかったことは朝 遊戯室で子どもたちと遊んだこと。たくさんの子どもと関わることができて楽しかった」

この中で、生徒は園児とコミュニケーションをとるときは優しさだけでなく、思いやりの心をもって接することや学校生活と同じように、保護者や職場の人などへのあいさつが大切だと話しました。

2年生
「（職場体験）緊張した。（仕事は）自分が生活するためにするものと思っていたが、働いてみたら相手のために（役立ちたい）という気持ちが強くなった。子どもたちや人と関わる仕事が楽しい。そういう仕事に将来就きたい」
1年生
「保育園の仕事で寝かしつけは大変と言っていたが、楽しいことは子どもたちと触れ合うことだと言っていた。大変なこともあるけど楽しいこともあるから、楽しまなくては仕事として成り立たない。（来年の職場体験）楽しみ」