2019年06月14日 20:21更新

上越市内の小学生が参加するミニバスケットボール大会が13日からリージョンプラザ上越ではじまった。少子化の影響などで今年度が最後の開催で、41年の歴史に幕を閉じる。

 最後の大会の選手宣誓は富岡小の男女キャプテンが務めた。２人は「歴史と伝統をつないでくれた先輩方、すべての人に感謝の気持ちを忘れずに最後の親善ミニバス大会全力で戦いぬくことを誓います」と堂々と述べた。

この大会は日頃の練習の成果を発揮し、児童の親睦を深めようと開かれてきた。今年で41回目になるが、年々参加者が減り今年度が最後の開催となる。今回は市内17校から男子26チーム女子22チーム、668人が参加した。10年前には1,000人を超える参加があったということ。

上越市小学校体育連盟の上村淳さんは「この大会にはプロバスケットボール選手の五十嵐圭選手もかつて参加していた。大会終了は時代の流れの一つ。現在市内にはミニバスケットボールのクラブチームが誕生している。児童たちが参加する大会や試合の環境が整いはじめていることから発展的な解消として今大会は終了となった」と話す。 

女子の予選リーグ、富岡小と春日Ｂの試合では、富岡小のキャプテン伊藤久夏さんが先制、その流れに乗って次々と得点を挙げていく。

その後春日Ｂも反撃を狙いますが、富岡小のディフェンスが強くなかなか得点をあげられず、結果は34対0で富岡小が勝った。富岡小のキャプテンは「うれしい。ディフェンスも出来て得点も取れた。優勝する」と笑顔を見せた。

大会はあすまで開かれる。

※ご覧の記事の内容は2019年6月12日（水）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch） 初回18:30～
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間 6月12日 19:00～ 6月18日 19:00まで）