2018年04月12日 17:15更新
75本のサクラがあり、“さくらの学校”として知られる上越市立北諏訪小学校で12日、恒例のお花見給食が行われた。
お花見給食は玄関前のサクラの木の下で全校児童66人がそろって行われた。新1年生にとっては初めての給食。1年生の女子児童は「お花見給食ができて嬉しいし、気持ちよかった。友達と給食後にじゃんけんをしようかと話していた。」と初めての給食を楽しんだ。
北諏訪小学校のサクラは63年前の昭和30年、学校創立80周年記念で植えられた。現在も学校を見守るように75本が毎年花を咲かせている。ことしは例年よりも早い4月3日に満開を迎えた。お花見給食では葉ザクラだったが、児童は外で食べる給食を楽しんでいた。
3年生男子児童は「きれいな花を見ながら食べる給食はおいしい」と。また、最後のお花見給食だった6年生男子児童は「中で食べるよりもおいしい。自然を楽しみながら、食べるところが良い」と笑顔で話した。
北諏訪小学校では俳句の学習があり、サクラを季語に詠む児童が多いということ。また、毎年6年生を送る会では桜餅をつくるほか、児童会は“さくら児童会”という名前で活動しており、サクラにちなんだ行事などがあり、まさに“さくらの学校”となっている。
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