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桑取地区 西横山の小正月「オーマラ」でフィナーレ!

2018年01月16日 10:48更新

上越市の無形民俗文化財、桑取地区西横山の小正月行事。15日の夜はフィナーレとなる「オーマラ」が行われた。

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西横山の小正月行事は、400年以上の歴史があるといわれている。行事は4つあり、最後を締めくくるのがオーマラ。

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はじめに、地元・白山神社の氏子たちを中心にさいの神、オーマラをつくる。ワラを3本の木にくくりつけて、高さ約6mまで組み上げる。オーマラは、男性のシンボルとされ、子孫繁栄の願いが込められている。

ここで使うワラは、昼の間に子どもたちが集落をまわって集めたもの。かつては、この作業を通じて、子どもたちが社会とつながる感覚を養ったといわれる。

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今年、集落から参加した子どもは、ひとりだけだった。少子化の影響がある中、きのうは地元の谷浜小学校の児童なども参加してワラを集めた。
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午後8時、いよいよオーマラ本番。参加者は、タイマツを振り回して「オーマラ、オーマラ」と声を上げながら、さいの神のまわりを走る。走るだけでなく、頭を叩きあうことで厄を払えるといわれている。

今年、年男の参加者は「タイマツで頭を叩かれることは“ありがとうございます”ということ。家族の無病息災を願いたい」と話した。

西横山小正月行事保存会の和瀬田仙二 会長は「最高だった。日中の天候にも恵まれ、2組の嫁祝いの行事ができた。本当におめでたい」と振り返り、「400年以上続く伝統だから、自分の代で終わらせたらダメ。何とかつなげて、次に渡したい」と来年以降の行事継続に意欲を見せた。

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※2018年1月16日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~

 

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