2024年05月16日 14:37更新
地元で栽培されている野菜について学ぼうと、上越市立春日新田小学校の5年生が16日、JAえちご上越の農産物直売所「あるるん畑」の店長、鳥越香菜子さんを学校に招き、地産地消のメリットについて話を聞きました。
春日新田小学校の5年生64人は今年度、社会で食をとりまく環境について学びます。これに合わせ、地元でどんな野菜が作られているかを調べます。学校にJAえちご上越の農産物直売所「あるるん畑」の店長、鳥越香菜子さんを招き、地産地消について話を聞きました。
鳥越さんは、直売所の野菜は農家から直接届けられるため、新鮮であることや、その土地の気候に合わせて作られているため、郷土料理の材料にもなっていることなどを紹介しました。
鳥越香菜子 さん
「昔から上越で作られている『伝統野菜』というものがある。(このほか)エダマメ アスパラ菜を増やそうと考えている」
このほか、日本の食料自給率は4割ほどで、輸入に頼っていることや、輸入される食品は長い距離を運ぶため、傷むのを防ぐために薬を使っているものもあることなどを説明しました。そのうえで鳥越さんは、好き嫌いせず、食べ残しをしないことが大切だと呼びかけました。
鳥越香菜子 さん
「好き嫌いはしょうがないが、食べ残さないことが大事。せっかく作ってもらっても、残して捨てるではもったいない。環境に負荷がかかる」
児童
「(あるるん畑では)温かくなってきて、トマトが売れていることを知った。新鮮な野菜を仕入れているので、みんなが買っていることが分かった」
5年生は今後、地元の農家を訪れて野菜の収穫体験などをする予定で、地元の野菜の魅力を発信していくことにしています。
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