2024年05月16日 10:16更新
上越市名立区の観光地「シーサイドパーク名立」をきれいにしようと、上越市立名立中学校の生徒が遊歩道の整備などに汗を流しました。
名立中学校では、毎年この時期に地元の観光地「シーサイドパーク名立」の遊歩道や花壇の整備、施設の清掃をしています。3年目の今年は全校生徒44人が6つの班に分かれて作業をしました。
このうち遊歩道では歩きやすくするため、竹のチップを運んで道に敷いていきました。チップは地元のNPO法人「名立の100年後を創造する会」が用意したものです。
遊歩道は入り口から「三角台」と呼ばれる山頂まで続いています。山頂までは歩いて15分ほどで、そこには春日山城の出城の1つ「日の入り城」の本丸があったと言われています。15日(水)は青少年育成団体の「名立の子どもを守り育む会」の5人も一緒に作業をしました。
1年生
「ウッドチップを山まで運び、まく作業をした。疲れた。山がきれいになると思ったら、いい仕事だと思った。いろいろな生き物や景色があり、たくさんいいところがある」
3年生
「草取りと休憩小屋のトイレ掃除をした。(地域の人)わたしたちが気づかないような細かいところも教えてくれたので、よりきれいにできたと思う。観光客など、ほかの県からも来てほしい」
名立中学校では地域への感謝の気持ちを込め、来月名立海岸の清掃を行うほか、2学期に地元の保育園の花壇整備や駅の清掃をします。
名立中学校 梅津英佑 教頭
「地域を好きになってほしい、何か貢献活動をできればと実施。地域の人も巻き込んで活動をすることで、より地域への愛着が出てくるのでは」
シーサイドパーク名立の営業は10月27日までの土・日・祝日です。現在、ボブスレーは利用できますが、木製アスレチックとローラースライダーが使用できませんのでご注意ください。
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