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上越名家 豪農の館「瀧本邸」を紹介 5月に一般公開予定

2024年03月15日 04:00更新

JCVの生活情報番組「すまいるone」で放送中の「行ってみよう! ~頸城区編~」では、自然あふれる頸城区をお散歩。歴史ある施設やおいしいグルメを紹介します。

※番組は上越妙高タウン情報のプレミアム会員でご視聴いただけます。


 【瀧本邸】 

外観

上越市には、築100年を超える歴史的名家が多数残っています。その中でも「上越名家」として知られるのが、三和区にある林富永邸と、戸野目地区の保阪邸、頸城区の白田邸と瀧本邸の4邸です。今回は上越市を代表する豪農の館「瀧本邸」を紹介します。

庭

瀧本家は、今からおよそ300年前に上越市島田から移住し、この地で農地開拓をした大地主です。当時は、東京ドームおよそ20個分の農地を所有していました。現在は15代目の瀧本宜弘さんが管理しています。

屋敷跡

母屋跡

母屋は総2階建てで、農地開拓のあとに財産税が施行され、母屋を切り売りしていたとのことで、今は玄関だけが残っています。敷地は3000坪あったといわれています。

庭&池

苔庭

回遊式庭園

一般的に、庭は玄関側に作ることが多いですが、瀧本邸は母屋の後ろに庭があるのが特徴です。天然の苔が庭いっぱいに敷き詰められ、庭先には池もあり、回遊式庭園として楽しむことができます。

懐徳亭(外観)

懐徳亭

こちらは離れの懐徳亭です。大正2年に高田の知命堂病院の創設者の離れとして建てられ、昭和15年に移築してきました。移築後は、接待や句会の席として利用され、平成24年には国の登録有形文化財にも指定されました。平安時代以降に多く見られた、軒先が長く突き出した桔木を用いた深い庇が特徴で、宮大工が釘を使わずに組み立てた建物です。

折上格天井

折上格天井
竿縁天井

竿縁天井

懐徳邸(内観)

座敷

この離れは書院造で、木を組んで格子状に仕上げた折上格天井の前室と、日本建築で最もよくみられる竿縁天井の座敷の二間があります。

瀧本邸は普段、一般公開をしていませんが、ほかの名家3邸とともに春と秋に一斉公開されています。今年の春の一般公開は5月の第2土曜と日曜に予定されています。詳しくはホームページをご覧ください。

また、今年は地震の影響で離れに入ることは難しいかもしれないとのことですが、瀧本邸だけでも月1、2回一般公開をして、多くの方に見ていただき、地域活性化ができるようなお手伝いをしたいと考えているということです。

15代目 瀧本さん

15代目 瀧本宜弘さん
「どうぞマイナスイオンを吸いに、我が家に来てもらえたらと思います。よろしくお願いします」

施設情報


瀧本邸
■住所:上越市‎頸城区百間町‎711
■電話:025-530-2760
■HP:https://joetsu-meika.com/(上越名家)   

※番組は上越妙高タウン情報のプレミアム会員でご視聴いただけます。

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