2022年04月26日 18:33更新
県内では珍しい白いキクラゲの栽培に取り組んでいる上越市三田新田の飯塚達治建設は、キクラゲを特産品にしようと、市内の障がい者就労支援施設といわゆる農福連携して、生産拡大に乗り出しました。
栽培されているのはアラゲキクラゲです。飯塚達治建設は新規事業として、2年前からキクラゲの生産・販売に取り組んでいます。現在、ビニールハウスや薪小屋などを活用して栽培、年間約6.4トンを生産しています。県内で白いアラゲキクラゲを栽培しているのはここだけです。キクラゲは上越市と妙高市にあるナルス8店とあるるん畑、イオン、あらきんで販売されています。
飯塚達治建設では、キクラゲがビタミンDをはじめ、食物繊維などを豊富に含むヘルシー食品だとして特産化を目指しています。そのため自社にこだわらず、生産を拡大しようと、上越市社会福祉協議会が運営する就労支援施設、板倉ふれあい工房と農福連携を結びました。
工房では、去年10月から7人の利用者が試験栽培に取り組み、60個の菌床から60キロほどを生産しました。農福連携は、飯塚達治建設からの下請けではありません。工房が菌床を買い入れて、キクラゲを生産し、独自にあるるん畑で販売したということです。
きょうは飯塚達治建設の栽培担当者や板倉ふれあい工房のスタッフが上越市の中川市長を訪ね、キクラゲの特産化をアピールしました。飯塚達治建設では、栽培者を個人・団体問わず募集しています。詳しくは飯塚達治建設の販売部門DIY.TOK(070-2260-4756)にお問い合わせください。
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