2021年02月12日 13:19更新
商品パッケージなどのカラーコーディネートを体験する授業が10日、上越市立三和中学校で開かれました。
この授業は、将来の仕事について考えてもらおうと1年生42人を対象に開かれました。講師は三和区で活動しているカラーコンサルタントの宮崎朋子さんです。
宮崎さんは商品の色が消費者にどんな印象を与えるか、それをしっかり調べることが売上げにつながると話しました。続いて生徒は、担任の先生の名刺の色を考える課題に取り組みました。
宮崎さんは、先生の好きな色を聞いてはいけないと指示しました。生徒は、先生の外見や話し方を観察した後、趣味、好きな食べ物、さらに他人からどのように見られたいかを聞き出し、名刺にふさわしい色を100種類のサンプルから選びました。
白を選んだ生徒は「先生は面白く、落ち着きあるほうが良いと思い選んだ。楽しくも難しさがあった」。また、他の生徒は「先生に似合いそうな色を選ぶのが楽しかった。新しい職業があることを知ったので、なりたい仕事を探していきたい」と話していました。
宮崎さんは「生徒から難しかったといわれた。仕事は大変だと理解してもらえよかった。世の中にはたくさんの仕事があるが、どれも役に立っていることを理解してほしい」とエールを送っていました。
1年生は来週、住宅関連の仕事について話を聞くことになっています。
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