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高田商業生が「人口減少」をテーマに研究着手

2020年10月29日 14:02更新

お悩み解決は高校生にお任せ!

県立高田商業高校総合ビジネス科の3年生が上越市の人口減少とその解決策を研究して、市に提案することになり、28日に行政担当者などにテーマを説明した。

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人口減少の研究を始めたのは総合ビジネス科3年生の37人。9月に市の企画政策課から人口減少の現状について話を聞いたことを受け、生徒たちは高校生ならではの視点を生かした解決策を提案することになった。市の人口は現在19万人弱で、これが25年後には15万人を割ると予測されている。市企画政策課の藤村勝之係長は「上越市の人口減少の課題は高校卒業後に市外に進学する人が多く、ゆくゆく帰ってきたいと思えるために高校生までの間に市の良いところを知ってほしい。今回学校からの声掛けで一緒に動いている」と話す。

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この日は企画政策課の職員を招いて、グループごとに考えたテーマを発表。さらに、どう研究を深めていくかアドバイスをもらった。生徒はこれまでに上越市と同じ規模のほかの自治体の施策なども参考に調べている。あるグループは若者が地元に残りたくない理由として「望む仕事がない」に注目。都会で人気の情報通信系の仕事がなぜないのかを突き詰め、「仕事を作れる人」が足りていないのではと分析。呼び込む手段として他市の先進施策などを参考に、都会から人を集めた人材育成キャンプの無料開催や家賃免除などをした町家利用のシェアオフィス促進などをアイデアとしている。

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藤村さんは生徒たちに「具体的に情報通信系のどんな職種か分かると必要な施策が見えてくると思う。高校生ならではの視点で現実にできることはなにかを考えてみて」とアドバイスしていた。

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各グループは来年1月をめどに市の職員にプレゼンテーションを行う予定。高田商業の小林直也教諭は「大人が考え付かないことも発案するかもしれない。生徒たちなりの見え方もあるので、うまく引き出してあげたい」と話している。

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