2020年02月15日 08:13更新
ワーケーションの心地よさ!
えちごトキめき鉄道妙高高原駅にコワーキングスペースと呼ばれるビジネスマン向けの作業場が14日、オープンした。妙高市は、仕事しながら高原リゾートを楽しめる環境づくりで、首都圏との関係人口を増やす狙い。
妙高高原駅にオープンしたのはコワーキングスペースと呼ばれるビジネスマン向けの作業場。これまで駅の倉庫として使われていたものをリノベーションした。広さは23㎡、作業机は10席分、Wi-Fiも使え、電源コンセントは8口ある。内装は、白が基調で雪のイメージ。コワーキングスペースは、仕事をしながら、高原リゾートを楽しめる場として、都会のデザイナーやエンジニア、フリーランサーの利用を見込んでいる。
式では、コワーキングスペースの運営、管理を行うウェルビーイングジャパンの代表取締役社長野口茂一 さんが「妙高市や地域の人と連携し、利用しやすい環境を整えていきたい」とあいさつした。つづいて、入村市長が「妙高市にとって初めての挑戦。良い環境を多くの人に提供して、妙高で仕事しようと思ってもらい、継続的に支援していきたい」と話した。さらに、えちごトキめき鉄道の鳥塚亮社長は「あくまでもここは第一歩。スキーができるとアプローチするだけでなく、ここで仕事をやってもらおうというのが新しい考え方だ」と今後の展望に期待を寄せていた。
コワーキングスペースは午前9時から午後6時まで営業し、料金は1人あたり1時間500円。土日・祝日も利用できる。スタッフは常駐せず、受付は駅そばにある妙高高原観光案内所となる。
野口代表取締役社長は利用者に対し「できれば妙高を体験しながらここで働いてほしい。合計で8時間働けばという考え方で、場所を選ばない働き方を妙高でしてほしい」と呼びかけていた。
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