2019年11月25日 19:26更新

上越市は現在13ある総合事務所での時間外受付について、利用者が少ないことから来年度から浦川原、柿崎、板倉の3区にサービスを集約し、縮小することになった。

これは25日開かれた上越市長の定例記者会見で明らかになった。それによると、13区のうち来年度からの時間外受付は、浦川原、柿崎、板倉の3区のみになる。それ以外の10区は時間外受付をやめ、当直も配置されない。3事務所でのサービスは、平日午後5時15分から翌朝8時30分までと、土日祝日。3区以外の総合事務所に、電話をかけた場合は、浦川原、柿崎、板倉または木田庁舎に転送される。

また時間外における防災行政無線の放送は、各区の職員がこれまで通り対応するほか、災害や停電などの状況に応じて出勤することになっている。

市ではこの体制を見直す管理費として、1,000万円あまりを12月の補正予算案に盛り込んだ。

このほか、65歳以上の１人暮らしの高齢者などに弁当を配達する「ふれあいランチサービス事業」の利用者が当初の見込みより増えているとして、800万円あまり。さらに、高田城百万人観桜会の臨時駐車場として利用している中央橋の右岸に、台風19号の影響でたまった土砂を取り除く整備費として、680万円あまりが盛り込まれた。

一般会計の補正予算案は3億1,500万円あまり、12月の市議会定例会で審議される。

※ご覧の記事の内容は2019年11月25日（月）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch）初回18:30
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