2017年03月10日 11:57更新

12年間営業していた原信西城店が12日に閉店する。高田駅周辺の市街地から徒歩でアクセスできるスーパーマーケットがまたひとつ姿を消す。

（12日に閉店  原信西城店）

原信西城店は平成17年6月にオープンし、12年間営業を続けてきた。閉店の理由について、原信・ナルスを運営するアクシアル リテイリングは、「3月25日に上越市大貫にオープンする新店舗ナルス高田西店の従業員の募集が定員に満たず、原信西城店の従業員を新店舗のスタッフとして迎え入れることになり、閉店することになった」と話す。

（3月25日に大貫にオープン  ナルス高田西店）

また、わずか１キロ圏内に同系列の原信西城店とナルス高田北城店の２店舗があることも閉店理由のひとつだということ。

普段、同店を利用している客からは「またスーパーが消える。さみしい」との多数の声。また車を所有していない人からは困惑の声も聞かれた。

3年前には本町5丁目のあすとぴあ高田の1階で営業していた「旬彩市場はるか」が。また去年は、本町1丁目のイチコ本店も閉店し、高田の中心市街地からスーパーが相次いで撤退している。今回の原信西城店が閉店することで高田駅周辺にある市街地のスーパーはナルス北城店とイチコ幸町店の２店舗となった。

アクシアルリテイリングでは西城店の閉店に対し「ご利用するお客様にはご迷惑をかけますが今後はナルス北城店をご利用ください」と話している。

現在原信西城店では閉店に向けて生活用品やアルコール類などの在庫処分セールを行っている。最終日には状況に応じて生鮮食料品などもセールする考え。12 日の最終日は午前7時から午後7時までの営業。