2017年03月08日 15:41更新

上越市が舞台になった映画「ふみ子の海」の監督  近藤明男さんが7日に上越市を訪れ、高田世界館で来週末から上映される映画「うさぎ追いし～山極勝三郎物語～」を村山市長にＰＲした。

（近藤明男 監督）

近藤監督は旧高田盲学校の教師の幼少期を題材に、上越市をはじめとする新潟県を舞台にした映画「ふみ子の海」の監督としても知られている。

このほど上越市の姉妹都市、長野県上田市出身の病理学者の生き様をテーマにした映画「うさぎ追いし～山極勝三郎物語～」のメガホンをとった。山極勝三郎は大正時代に世界で初めて人工的なガンの発生実験を成功させ、ガンの原因や治療法研究の礎を築き、ノーベル賞候補に度々推薦された。しかしその功績は広く知られていない。

この映画は昨年末から公開が始まり、姉妹都市の縁で今月18日から高田世界館でも上映が始まる。

（公式ホームページより　主演:山極勝三郎役 遠藤憲一さん）

 近藤監督は「世界的な病理学者の主人公を日本で一番売れっ子といってもいい遠藤憲一さんが演じている。遠藤さんの怪演をみなさんに観ていただきたい。ふみこの海の撮影からちょうど10年。新作とふみこの海を同時に世界館で上映してもらえるのは本当にうれしい」と喜んでいる。

「うさぎ追いし～山極勝三郎物語～」は3月18日（土）から31日（日）まで高田世界館で上映される。19日（日）の上映終了後には近藤監督が舞台挨拶。また、映画の公開にあわせ近藤監督作品の「ふみ子の海」や「エクレール～お菓子放浪記～」なども上映される予定。

■うさぎ追いし～山極勝三郎物語～　http://usagioishi.jp/
■高田世界館ＨＰ　http://takadasekaikan.com/schedule

 


※2017年3月8日　ニュースLiNKで放送　初回18:30～