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枝まめで1億円!JAえちご上越で第3次エッサプラン発表

2019年04月05日 08:33更新

かせげる農業をめざしてJAえちご上越は、枝豆やアスパラ菜などの生産を拡大する「第3次エッサプラン」を発表した。園芸作物の売上げ目標は、枝豆を中心に10億円突破を目指す。

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 JAえちご上越では、かせげる農業をめざし、6年前から園芸作物の生産を拡大する「エッサプラン」を展開してきた。なかでも枝まめの栽培面積は、この3年間で倍増の54.5ヘクタールに増え、昨年度の出荷量は101トン、売り上げは8,770万円だった。

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こうした中、JAえちご上越は昨日、園芸拡大推進大会を開き、今年度からの3か年計画「第3次エッサプラン」を発表した。それによると、今年度は枝豆の栽培面積を60ヘクタール以上に拡大し、売り上げ目標を1億円としている。JAが、園芸作物の栽培を進める背景には、減反が廃止されたあと、コメ中心の農業から多角的な経営への脱却がある。一方で、上越地域の農地は9割以上が水田であることから、上越市では園芸への転作にむけた排水対策に助成金などを支援している。

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「第3次エッサプラン」では枝まめのほかに、アスパラ菜や加工用キャベツなどを重点品目と位置付け、今年度の園芸作物全体の売上げ目標を昨年度より1億1千万円多い、10億3,400万円としている。JAの取組みにあわせ、上越市では、枝豆やキャベツなどの栽培に取り組む認定農業者や農業法人などに対し、今年度から種子の購入費や土壌改良のための資材費などを助成する。対象は、作付け面積10アール以上となる。あわせて、JAは、園芸用の農業機械の貸し出しも行なう。

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この日の大会では、青森県、秋田県、山形県がコメ農業から脱却し、園芸作物への転換で先行していること、なかでも枝豆は秋田県が首都圏への出荷で群を抜いていることなどが報告された。なお、JAえちご上越では、藤巻にある枝豆の選定所のほかに、頸北地域に新しい選定所を今年度中に設置する予定。

※ご覧の記事の内容は2019年4月4日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間日4日 19:00~9日 19:00まで)

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