2019年03月30日 19:30更新

ソチオリンピックのメダリスト、清水礼留飛選手など世界で活躍する妙高市出身のスキー選手を講師に招いたジュニア向けのスキージャンプ体験会が30日、妙高市で開かれた。

体験会はスキーの魅力に触れ、スキーをはじめるきっかけにしてもらおうと、妙高市や教育委員会などが毎年開催している。３回目の今回は、市内外の幼児から中学生まで35人が参加した。その半数以上がジャンプ初心者だ。

講師はソチオリンピックの銅メダリストで清水礼留飛選手。

ＦＩＳ国際スキー連盟のノルディック世界選手権日本代表で清水礼留飛選手の兄、亜久里選手。

全日本学生スキー選手権大会で優勝した東海大学２年生の山川太朗選手の3人で、いずれも妙高市出身。

参加者ははじめに屋内でジャンプの姿勢について教わったあと、雪で作られたジャンプ台からジャンプに挑戦した。ジャンプ台は３種類あり、滑走距離や飛距離が異なる。

参加者は「ジャンプの瞬間ドキドキした」「ジャンプの大会で優勝できるようになりたい」と楽しんだようすだった。

少子化が進む中、スキー競技でも選手の育成が課題になっている。県内ではスキージャンプをする小中学生の選手は15人にとどまっているという。

これについて清水礼留飛選手は「明らかに少ない。スキー王国新潟を名乗るのであれば、ジャンプの選手は30～40人を目標にするのが理想。まずはスキーを楽しんでもらい、ジャンプに限らずスキーをする子どもが１人でも増えてくれればうれしい」と話した。

※ご覧の記事の内容は2019年4月1日（月）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
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