2019年02月08日 04:11更新
官と民のコラボが欠かせません!
建設業に技術者など若い担い手を確保するため協力してほしいと上越商工会議所が7日、村山市長に要望書を提出した。
要望書を提出したのは上越商工会議所の高橋信雄会頭と建設業に関連する3つの部会の代表。一行は市長に対し、建設業での若い人材の確保が年々難しくなっていると危機感を訴えた。
そのうえで、高校生などが建設の仕事を学び興味を持つ場としてのインターンシップの拡充を後押ししてほしいと要望した。
これに対し、村山市長は市としてもインターンシップへの参加を呼び掛けていると応え、そのうえで「市がいくらインターンシップと訴えても企業側が受け入れが難しい場合が多い。見るだけじゃなく体験となると危険だから断られる。人がいなくなっている中でこのままではだめだ」と話した。
上越商工会議所側は「生徒がどんなことで職に興味を持つのか学校先生にも教えてもらいたい。話し合う機会を設けてもよいのでは」と話した。
そのうえで、市長は市の産業振興課と建設業者が話し合い、インターンシップの今後について検討したいと応えた。
この他、公共工事の受注者が、現場の状況にあわせて工事の開始日を選択できる、いわゆる「施工時期選択可能工事制度」を取り入れるよう検討を要望した。
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