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海の守護神お疲れ様!「巡視艇なつぎり」役目終える

2019年02月04日 16:25更新

上越海上保安署の巡視艇なつぎりが運用から29年が経ち、老朽化によりまもなく役目を終えることから4日、直江津港で解役式が行われた。

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なつぎりは、平成元年につくられた巡視艇。長さ27m、総トン数は54トン。上越海上保安署に配属されたのは平成18年。以来、海上の警備や救難業務を主な任務として、新潟県沿岸の安全を守ってきた。

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きょうの解役式には、乗組員や港湾関係者など約20人が参加した。

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式典では、なつぎりに掲げられていた国旗と庁旗が伊藤豪紀 船長から吉田勝昭 署長に返還された。

吉田署長はあいさつで「就役から29年間の総航程は役23万7千海里 で地球11周分。救難出動件数は403件で55隻の船舶と56人を救助した。犯罪事犯の摘発は805件でまさに地域の安心安全を守る守護神。その功績はこれまでの乗組員の海の安心安全を守ろうとする熱い魂の表れ」となつぎりの功績を讃えた。

また伊藤船長も「上越は密漁事案の取り締まり、また海水浴場も多いことから海浜事故の対応など、夏場が特に忙しかった。ついにこの時が来たかという気持ちでいっぱい」と別れを惜しんでいた。

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「なつぎり」に代わる巡視艇は新造船の「たつぎり」。 来月上旬、直江津港に入航する予定。あたらしい巡視船、「たつぎり」の名前は、上杉謙信にちなんだ龍からつけられたということ。

※ご覧の記事の内容は2019年2月4日(月)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 4日19:00~8日19:00まで)

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