2018年12月07日 15:59更新

年の瀬、何があるかわかりません！

高速道路の料金所で強盗が発生した場合に備えた防犯訓練が７日、北陸自動車道上越料金所で行われた。

訓練は料金所に道を尋ねてきた男が突然ナイフをとりだし、職員を脅して現金を奪う想定。 

犯人が金をうばって逃げた後、職員は近くにある事務所に電話で、犯人の特徴や車の車種を伝える。連絡を受けた事務所では非常ベルを鳴らし、警察へ通報した。 

訓練を行った職員は「怖かった。いつ起こるかわからない。改めて気を引き締めなければ」と振り返った。

訓練を見ていた上越警察署生活安全課の小山真佐幸係長は「非常ベル」の使い方に注目した。「訓練を見ていたら聞き取ってから非常ベルを押すまでに２分。２分あれば犯人はその間から逃げてしまう。緊急事態が起こったら、まずは非常ベルを押すことを優先して」と話した。

ネクスコ東日本 本宮剛志上越管理事務所長は「こういった機会に手順を確認し、有事のときの対応に生かすことが大切」と話した。

さらに、小山係長は、今年７月東城町のコンビニエンスストアで発生した強盗を例にあげ、「上越でも実際に強盗が起きている。絶対に強盗が起きないとは思わずに、何事も備えが大事」と防犯意識の徹底を呼びかけた。

※ご覧の記事の内容は2018年12月7日（金）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
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