2018年11月17日 16:55更新
地元産品の美味しさや食の大切さについて理解を深めるイベント「食育フォーラム」が、17日、上越市市民プラザで開かれ、家族連れなどたくさんの人達でにぎわった。
今年で15回目となるこのイベントは、「上越の食を育む会」が毎年行っている。恒例となったオープニングのふるまい杵つき餅には、200人近い人達が列を作り大盛況。こどもたちも小さな杵を持ち、昔ながらの臼での餅つきを体験した。
会場では、地元食材やグルメの販売、一日に必要な食品の目安量展示やおにぎり作り体験など、たくさんの催しが行われ、どのコーナーにも行列が出来ていた。
こどもが初めておにぎりを作ったという母親は「ご飯に興味を持ちたくさん食べられるようになって欲しい」と笑顔で話していた。
中でもひときわ人気を集めていたのが、即席味噌汁「みそまる」を作るコーナー。上越が誇る発酵食品の味噌に、出汁と具材を混ぜて丸め、トマトやブロッコリーなどの粉末をトッピングする。冷凍保存ができる上、御椀に入れお湯を注ぐだけで簡単に味噌汁が出来るので忙しい日の朝食にも便利だ。みそを提供した市内のみそ店スタッフは「朝 みそ汁を飲むと整腸作用でお腹の動きが良くなる
家庭で具をたくさん調合し、好きなみそ汁を朝から楽しんでほしい」と話す。
会場を訪れた人達は、楽しみながら食の大切さや地元産品の美味しさを、確かめていた。
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