2017年02月07日 14:31更新
企業間の「売りたい」「買いたい」をつなげる商談会が7日、上越市で初めて開催された。
上越市と上越商工会議所が主催のこの商談会は、富山商工会議所が開催している「ビジネスドラフト」を参考に初めてひらかれた。商談を通じて、企業同士が今後の販路拡大や、新たな顧客の獲得につなげることが狙いで、経済発展と地域の活性化につながると期待されている。
今回は上越商工会議所や新井・長野・富山など8つの商工会議所の会員企業から、114社の申し込みがあった。このうち希望が一致した81社が商談した。業種別で最も多かったのは製造業で、全体の5割を占めた。他にも建設業やサービス業など9つの業種から参加があった。商談時間は1社30分で、中には8社と商談した企業もあった。
上越市の土橋副市長は「A×B=ABではなく、A×B=Cのように、新しい見え方が生まれると良い。経済の発展により、地域振興につながってほしい」と期待を寄せている。
また商談した企業は「いいチャンスだと思い参加した。思っていた以上におもしろく、自分たちだけでは浮かばない発想が多い。前向きに検討していきたい」と手ごたえを感じていた。
※2017年2月7日 ニュースLiNKで放送 18:30~