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複合災害を想定 妙高市で防災訓練

2018年11月05日 11:29更新

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大きな地震と水害がつづけて発生すると想定した防災訓練が4日に妙高市で行なわれた。

訓練は台風の接近により、妙高市関川が氾濫した後、震度6強の大地震が発生した想定で行なわれた。参加したのは、地域住民や消防、行政機関など約600人。

はじめに豪雨により、関川左岸の堤防が決壊する恐れがあるとして、和田地区の住民が避難勧告を受け、新井北小学校に避難した。

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その中で、町内会の自主防災組織のメンバーは要介護者など災害弱者の安否をたしかめながら避難を手助けした。その他、避難所に届いた簡易トイレや断熱マットなどの救援物資を住民みずからが緊張した表情で運び入れていた。

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そうしたなか、震度6強の地震が発生、避難所の新井北小学校も被災、使えなくなる。参加住民は地震訓練のことは前もって知らされていない。慌てる表情の人もいるなか、次の避難所として300m離れた月岡防災公園に移動。公園では住民が協力して10張りのテントを設営し、避難所とした。

 

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これは地震で関川の橋が落ちて、中州に人が取り残された想定の救助訓練。消防署員が専用の発射銃で中州にロープを渡し、救助に向かう。要救助者はひとりでロープをつたって無事対岸にたどりついた。

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倒壊した家屋に生き埋めになった人や破損した乗用車に閉じ込められた人を救助する訓練では、いかに早く救出できるかがポイント。訓練ではドクターヘリへの搬送まで約15分だった。險鍋キエ00000005

参加した住民は「やはり日頃からの訓練が必要。自分は8年連続で防災訓練をしているが、参加者も増えてきている。炊き出し訓練でも協力者が増え、ありがたい」と話した。

入村市長は訓練をふり返り「今回の訓練のような災害が起こった際、まずは初期の“自助” 自分がどう対応するかにかかっている。防災の関係者はじめ地域住民がいざというときのために、常日頃から意識してほしい」と話した。

※ご覧の記事の内容は2018年11月5日(月)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間5日19:00~9日19:00まで)

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