2017年02月06日 13:25更新
上越市立宮嶋小学校の児童が2日、自分たちで育てた小豆を使いどら焼き作りに挑戦した。
板倉区にある宮嶋小学校では、故郷の魅力を学ぶことで郷土愛を育もうと、地域の人を講師に招いて様々な活動をしている。
その一つとして3年生と4年生が今年、初めて小豆の栽培に挑戦した。一般的に難しいといわれる小豆の栽培。児童は地域に住む、小豆栽培の名人に教わりながら栽培し、去年11月に収穫した。
今回はその小豆を使い、二日がかりでどら焼きを作った。一日目は餡を作り生地を仕込んだ。小豆は大きな鍋で2度煮こぼし、アクを取りながら柔らかくなるまで煮たあと、ミキサーにかけて皮を取り除き、布製の袋で絞ったあと砂糖を加えて煮詰めた。
出来上がった餡と生地は一晩寝かせて、翌日に仕上げた。ホットプレートやフライパンを使い生地を丸く焼き上げ、丸めた餡を挟めば完成。
試食した児童は「今まで食べた中で一番美味しい」と、餡が苦手だったという子もおいしくほおばっていた。
担任教諭は、取り組みを通じて「自分たちの育った宮嶋に、こんな名人がいるんだなとか、こんなのが得意な人がいるという事を知ってもらい、自分たちが住む宮嶋地区をもっと大好きになってもらえたら」と話している。
※2017年2月6日 「ニュースLiNK」で放送 18:30~
※どらやき作りの様子は「みんなの学校」で3月末に放送予定。