2018年10月31日 13:48更新
お年寄りの介護などでのおむつの上手な使い方を学ぶ教室が30日、上越市のリボーン介護研修センターで開かれた。
この教室は介護する立場でおむつを使っている人や、これから使う予定のある人などを対象に行われた。主催のリボーン介護研修センターの内田かおりさんは「おむつ交換はネック。苦労している人が多い。(職員)の知恵や技を広めたい」と話す。
この日は、研修センターの職員が講師を務め、人形を使って実際のおむつの使い方を紹介した。その中で、介護される人の排泄のリズムを知って、それに合わせた介助をすること、対象者がやせたり、太ったりすると体型が変わるのでおむつのサイズを状況に合わせること、さらに、対象者ができる範囲でおむつを脱いだり、履いてもらうなど、自立を促すようにすることなどがポイントにあげられた。
その他、おむつだけに頼らず、ポータブルトイレをベッドのそばに置いて活用することも大切だということ。
講師は「家族の排泄介助は大変。心境的にも本人に対しても心の負担が無いよう、声をかけることが大切」と話した。
参加者は「夜は自分と子どもで介護しているが、急いでしまうと、おむつがずれてしまい、漏れてしまうので大変」「いつ自分に降りかかるかわからない。コツがわかり参考になった。ありがたい」などと話していた。
リボーンの教室は、このあと11月28日に口腔ケア、12月19日に杖の使い方をテーマに開かれる予定。料金は500円。詳しくはリボーン介護研修センターまでお問合せください。
■問合せ・申込:℡ 025-521-1155/FAX 025-522-7744 メール school@riborn.co.jp
※ご覧の記事の内容は2018年10月31日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch)初回18:30~
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