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「角巻」に「とんび」昔をしのび雁木散策

2017年02月04日 22:01更新

昔の防寒着「角巻(かくまき)」や「とんび」を着て上越市高田の雁木通りを散策する催し「あわゆき道中」が4日に開催された。

あわゆき道中ごぜ再現2


この催しは町家や雁木が残る高田の風情を楽しんでもらおうと、市民団体が毎年この時期にひらいている。「角巻」や「とんび」は、昭和の中ごろまで県内各地で使われていた防寒着。今年は地元の人や首都圏からのツアー客など約40人が参加した。


あわゆき道中ごぜ再現

あわせて、盲目の女旅芸人「高田瞽女」が家々をまわり瞽女唄を唄った「門付け(かどづけ)」も再現された。瞽女唄を披露したのは、最後の高田瞽女といわれた杉本キクイさんの唄を受け継いでいる月岡祐紀子さん。瞽女に扮した3人の参加者とともに雁木が残る大町通りや東本町などをまわった。


170206_あわゆき道中ごぜ再現

高田瞽女がまわる先々には、めずらしい光景を撮影しようとカメラを手にした多くの人たちが詰めかけ、盛んにシャッ ターをきっていた。


参加者は「三味線の音にあわせて歩いて、瞽女さんが雪の中を村の楽しみのために歩いていたと思うと、楽しみの少ない昔では貴重な存在だったのでは」と話し、昔をしのびながら歩いていた。


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※2017年2月6日 ニュースLiNKで放送 18:30~

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