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かつらを作り続け”現代の名工”受章 上越市出身上野和彦さん

2018年10月23日 10:04更新

Still1022_00000d火傷や事故で髪が生えなくなった人のために「かつら」を作り続け、現代の名工を受章した上越市出身の上野和彦さんが22日、上越市長をたずね、これまでの努力や苦労を語った。

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上野和彦さんは、旧三和村の出身で現在66歳。名古屋市を拠点に、医療用かつらの専門サロンを経営し、これまでに5万件の相談をうけ、7,000人以上のかつらを作った。

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今回、その功績が認められ、厚生労働大臣表彰「現代の名工」を受章した。自身も2歳のときに囲炉裏に落ちて大やけどを負い、頭髪の左半分を失いました。上野さんによると、そのことでひどいイジメを受け、高校進学をあきらめ、理容師の道を志したということ。

その後、自分のように髪で悩む人を助けたいとかつら作りをはじめ、23歳で医療用かつらの専門サロンを開設した。

かつら作りの国際選手権に出場するなど腕を磨く一方、ケロイドなどの後遺症に悩む人たちの社会復帰を支援するボランティア活動に40年以上取り組んできた。おととしには内閣府から社会奉仕活動の功績が認められ、緑綬褒章を受章。

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上野さんは「(かつらを)つけたお客様が笑顔でありがとうと言ってくれたことが心に残っている。またお願いしますねと。感謝が伝わったことがうれしい。今66歳。健康に留意して今の仕事を次世代に伝えていきたい。」と話した。

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上野さんは今回の受章を記念して、人工毛髪を使ったグリーティングカード4点を市に寄贈した。

 ※ご覧の記事の内容は2018年10月23日(火)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch)初回18:30~

 

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