2018年10月06日 17:00更新

 上越教育大学がことしの10月で創立40周年を迎えた。6日、記念式典が行われ川崎学長が更なる飛躍を目指すと今後の決意を述べた。

 上越教育大学は、昭和53年に教員の資質能力向上と初等教育教員の養成確保を目的に作られた。これまで、6,300人の学生が卒業し全国各地で教育指導に携わっている。6日は、創立40周年を記念し県内の教育委員会や近隣の大学長など約310人が出席して式典が開かれた。式典では、はじめに上越教育大学の川崎直哉学長が式辞を述べた。川崎学長は、「40周年を大きな節目ととらえ今まで以上に実践力のある教師を輩出し次への飛躍に向けた更なるステージを目指す。」と今後の決意を述べた。このあと、教育に関する先進的な研究をした教員に賞状などが贈られた。また、式典に先立ち上越教育大学の名誉教授でもある峯田敏郎さんが作った木彫が披露された。上越教育大学では、来年度から新しい教育カリキュラムを構築し、次世代を支える子どもたちを育てることにしている。