2018年09月17日 07:15更新

上越市吉川区大賀集落の棚田で16日、子どもたちがアートに親しむイベントが開かれた。

イベントには、2歳から10歳までの子ども22人が参加した。棚田には、長さ40ｍの真っ白な「さらし」が用意され、子どもたちが思い思いに色を塗った。

谷内美名子さん

イベントを企画したのは、東京から大賀に移住した谷内美名子さん。大好きなこの棚田の風景をアートやものづくりを通して皆と共有したいという思いで企画した。

しゅんさく さん

作品作りは、東京在住の現代美術家しゅんさくさんが指導した。棚田の風景、色合いにあわせてコントラストの際立つ白いさらしを選んだという。

子どもたちは、大喜びで手や足なども使いながら作品を完成させた。「手のひらでスタンプできて、楽しかった」「手は汚れたけれど楽しかった」と子どもたち。

しゅんさくさんは、「子どもたちの創作物に講評は要らない。でも、４５分間集中できたことがすごい！その取組みがこの形になったんだから」と笑顔で応えていた。

イベントを企画した谷内さんは「（移住を決めるきっかけにもなった）この棚田をいつも見て過ごしているので、この棚田でこどもたちと一緒に作品作りができたらいいなと思い企画した。ちびっこアーティスト達の才能が開花している感じがして、よかったなと思います」と話していた。

完成した作品は、人数分に切りわけて、親子でトートバックを作ったということ。

※ご覧の記事の内容は2018年9月18日（火）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch）初回18:30～