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大寒恒例 トウガラシの“雪さらし”

2017年01月20日 14:52更新



きょう20日は二十四節季の一つ「大寒」。一年で最も寒い時季といわれるこの日に毎年おこなわれるのが、トウガラシの「雪さらし」。妙高市の特産の調味料「かんずり」を作るために欠かせない作業で、赤いトウガラシを雪上にまく作業風景は風物となっている。

かんずり3

「かんずり」を作っている食品会社では、雪が多く降る大寒に合わせ、原料のトウガラシを雪の上にまく「雪さらし」をしている。初日のきょうは、会社の従業員4人が去年の夏に収穫し塩漬けしてあったトウガラシ約1トンを雪の上にまいた。

 

晴天に恵まれたこともあり、会場にはアマチュアカメラマンなど一般市民も大勢訪れ、妙高山を背景に作業の様子を撮影していた。作業の合間には見学者が雪さらしを体験する時間も設けられ、従業員に教わりながらトウガラシをまいていた。

かんずり1

トウガラシは雪にさらすと、アクと塩分が抜けて甘みが増す。さらに繊維がやわらかくなり加工しやすくなるという。3日ほど雪にさらしたあと、麹やユズと混ぜ合わせ、3年以上熟成させると「かんずり」になる。

来月末にかけて合わせて15トンのトウガラシが雪にさらされる予定。

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