2017年01月12日 16:42更新
きょう1月12日はスキーの日。明治44年に当時のオーストリアハンガリー帝国の軍人、レルヒ少佐がスキーを日本にはじめて伝えた日。スキー発祥の地である上越市の金谷山ではレルヒ少佐の功績を称える顕彰会が開かれた。
今年は悪天候のため、市民団体「レルヒの会」が披露している一本杖スキーのデモンストレーションは中止となり、金谷山にある日本スキー発祥記念館で式典が行われた。地元の高田西小学校の5年生やスキー関係者など約120人が出席し、児童がスキーを伝えたレルヒ少佐に対し感謝の気持ちを発表した。
式典の最後には、スキー発祥100周年の時に金谷山で採火された「日本スキー発祥の火」が市内で開かれるイベントの代表者に手渡された。
(金谷山スキー場 12日の様子)
上越市によると12日現在、金谷山の積雪は10㎝。スキー場オープンの目安となる積雪70㎝には及ばず、関係者はこの週末の降雪に期待している。
※2017年1月12日 ニュースLiNKで放送 18:30~