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“郵便制度の父”前島密の直筆手紙など あすまで公開

2018年05月19日 19:23更新

上越市下池部の出身で、“郵便制度の父”と呼ばれた前島密 直筆の手紙などが上越市本町5丁目のミュゼ雪小町で5月20日(日)まで公開されている。

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この展示会は地元住民がつくる 郷土の偉人“前島密翁”を顕彰する会が開催している。会場には密直筆の手紙や掛け軸、のぼり旗など約30点が並ぶ。

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前島密が銀林綱男に宛てた手紙

展示会では約135年前に北越鉄道(現在のJR信越本線)で密とともに経営に携わった銀林綱男に宛てた密直筆の手紙が初公開された。

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前島密(1835~1919)は現在の上越市下池部生まれ。明治政府の役人として、日本の郵便事業をはじめ、鉄道や陸海運送、新聞社や電話など、運輸や通信分野でも日本の近代化に大きく貢献した。

会では来年、密の没後100年を迎えることから、生まれ故郷“上越”に残る足跡をまとめた記念誌を来年1月に発行する予定。現在密に関する情報や資料の提供を募集している。会によると、募集開始から約1ヵ月半ですでに70件以上の問い合わせがあったということ。

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明治36(1903)年に前島密が笠原恵に宛てた手紙

19日には上越市南本町在住の男性が密直筆の手紙を会場に持ち込んだ。この手紙は115年前に大潟の偉人で、妙高市姫川原の正念寺で住職を務めた笠原恵に宛てたもの。寄贈した男性は「自分で保管するより、多くの人に見てもらいたいと思って寄贈した」と話す。この手紙は会を通して、郵政博物館に寄贈されることになっている。

顕彰する会の堀井靖功 会長は保存状態が良いことに驚きながら「上手に活用してほしいと激励してもらった。これを大事にし、これからの顕彰活動に生かしたい」と話した。

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密に関する資料や情報は6月いっぱい募集しており、集めた資料は記念誌に掲載するということ。

前島密足跡・情報提供会
■日時:5月20日(日)午前10時~午後4時
■会場:上越市本町5 あすとぴあ高田5階 ミュゼ雪小町 ギャラリーC

前島密に関する情報提供
■窓口:前島記念館内に設置
■住所:上越市大字下池部神明替1317-1
■電話・FAX:025-524-5550
■期間:~6月30日(土) 午前9時~午後4時 ※毎週月曜日は休館日

※2018年5月21日(月)ニュースLiNKで放送 初回18:30~

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