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火打山ライチョウ保護へ クラウドファンディングで調査資金調達

2018年05月17日 16:10更新

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写真:妙高市提供

妙高市はこのほど、絶滅の危機に瀕している、火打山のライチョウの生態調査資金をインターネットで調達しようと、いわゆるクラウドファンディングの活用を始めた。

01妙高市CF(国際自然環境アウトドア専門学校提供)

ⓒ国際自然環境アウトドア専門学校

ライチョウは国の天然記念物で、絶滅の危機に瀕している。中でも火打山は国内最北限の生息地で最も個体数が少ないと言われている。市が行った調査によると平成21年には33羽以上の生息が確認されたが、昨年は19羽に留まった。

 

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減少の要因には火打山の山頂の環境変化が挙げられている。ここ数年は、山頂付近に見られなかったニホンジカやイノシシなど大型の哺乳類が確認されるようになった。


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ⓒ国際自然環境アウトドア専門学校

妙高市は個体数の把握だけでなく、生息や繁殖に適した場所を調べる方針だが、そのためには高山地帯での長期の活動となり、予算もかかる。

そうした中、今回、市ではクラウドファンディングの利用をはじめた。ふるさと納税の企画を扱う、「さとふる」のポータルサイトで調査資金を募集している。

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目標額は130万円で一口1,000円から寄付を受け付けている。期限は7月2日まで。5,000円以上寄付をした人にはライチョウのオリジナルピンパッジが贈られる。

今回集めた資金によって来年度、高妻山、金山、茶臼山、三田原山など周辺の頸城山系にも調査範囲を拡大し、解明を急ぎたいとしている。

詳しくは「さとふる」のポータルサイトでhttps://www.satofull.jp/static/projects/city-myoko-niigata/01.php

 

※2018年5月17日(木) ニュースLiNKで放送 初回18:30~

 

 

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