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機関車の乗車体験 「くびき野レールパーク」特別公開

2018年05月05日 13:00更新

ディーゼル機関車などが保管されている上越市頸城区の「くびき野レールパーク」が、5月5日のこどもの日に合わせて特別公開された。集まった人たちは、機関車の乗車体験などを通して、かつてこの場所に機関車が走っていた歴史に触れた。IMG_2102

(ディーゼル機関車DC92 全長5.69m)

「くびき野レールパーク」は、NPO法人「くびきのお宝のこす会」がまちづくりにつなげようと、定期的に公開している。公開された機関車は旧頸城鉄道が運営していたもので、在来線よりも規格が小さい「軽便鉄道」の愛称で親しまれた。大正3年から昭和46年まで、黒井と浦川原15kmを結ぶ鉄道として利用された。機関車は現在、上越市頸城区百間町にある機関車倉庫の跡地「くびき野レールパーク」で、「くびきのお宝のこす会」が保管している。

IMG_2075(客車ホジ3 全長9.65m)

「くびき野レールパーク」にはレールが約100m敷かれている。訪れた人たちはディーゼル機関車「DC92」や、客車を改造した「ホジ3」に乗った。市内から初めて訪れた親子連れは「楽しかった。振動がすごかったですが、情緒があったよかったです」と話していた。

線路には継ぎ目があり、その上を通るときに揺れを感じることができるのも、「軽便鉄道」ならではの魅力だ。IMG_2092

またこの日は、ドイツ製のレールが初めて公開された。IMG_2096これまで「くびき野レールパーク」に残るレールは、国産とアメリカ製の2種類と考えられていた。しかし、去年詳しい調査をした結果、保管されている蒸気機関車「コッペル2号」と同じドイツ製もあることが判明した。IMG_2097

「くびきのお宝のこす会」では、「軽便鉄道が、かつて生活の役に立っていたことを知ってほしい。また、 後世にも伝えていきたい」と話している。IMG_2109

「くびき野レールパーク」の公開は、ことしあと5回あり、次回は6月17日(日)午前9時から。IMG_2071

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