2018年03月29日 13:06更新

上越市板倉区の地域協議会は28日、区内にある針小学校、宮嶋小学校、山部小学校の3校を統合するとした意見書を全会一致で採択した。

板倉区には、小学校が４つある。上越市教育委員会によると、今年度の児童数は豊原小学校が169人　針小学校が126人　宮嶋小学校が50人　山部小学校が36人。このうち宮嶋小学校と山部小学校では児童の数が少ないため複式学級が採られている。地域協議会では、こうした状況をふまえ４年以上前から小学校のあり方について議論を重ね、去年秋に豊原小学校を除く３校を統合する案をまとめた。

その後、協議会では、各学校区で保護者だけでなく、広く地元住民に対して説明を行ない、賛同が得られたことから、意見書の採択となった。

意見書は、28日付けで上越市長に提出。その後は、市教育委員会が１か月以内に、意見書について回答する。

板倉区地域協議会の平井達夫会長は「採択できてほっとした。今後も場所や通学の問題で協議会が果たす役割がでてくる。」と語っていた。

※2018年3月29日（木）ニュースLiNKで放送 初回18:30～