2018年03月27日 15:37更新
上越市の市民団体「青田川を愛する会」が27日、サケの稚魚を放流した。
上越市南本町3 青田川
サケの稚魚放流は、青田川を愛する会と関川水系漁業協同組合が5年前から毎年この時期に行っている。27日は地元 南本町小学校の3・4年生23人と協力して5,000匹を放流した。
児童は「4年後みんながちゃんとかえってきますようにと思いを込めて放流した。4年後14歳になるのでまた青田川に見にきたい」と話した。
青田川を愛する会ではこれまでで2万5千匹の稚魚を放流している。会の本城文夫さんは、昨年の秋、1回目に放流したと思われるサケが帰ってきたと話す。その時は50匹ほどが確認された。本城さんは「青田川がサケが住めるほど自然の川になったという証。市民活動として素晴らしい成果だと思う」と振り返った。
また、毎年地元の児童と活動を一緒に行うことについて「青田川の自然を利用して遊んでほしい。遊歩道もぜひ利用してもらい、親しんでほしい。この自然を次世代に受け継いでもらえるようこれからも努力している。」と期待を寄せる。
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