2018年03月21日 19:17更新

JAえちご上越が運営する「旬菜交流館 あるるん畑」の利用組合による今年度の総会が、21日に行われた。 

あるるん畑は、平成18年のオープン以来２度の増築を行い、現在の売り場面積は約150坪、組合に登録する生産者は750人を超えている。年間40万人が訪れ、売り上げは６億７千万円を超える県内屈指の直売所。

来月下旬には、同じくJAえちご上越が運営する「あるるんの杜」の敷地内へ新規移設し、売り場面積が現在の1.5倍となる。総会では、移転後の事業計画案や収支計画も示された。

それによると、来年度の売り上げ目標はおよそ８億円（今年度比 16％増）。販売対策として、必要とする商品が一ヶ所で手に入るワンストップショッピングに対応した品揃え、開店を９時30分とし営業時間を拡大、直売所アプリを活用した若年層の取り込みなどの事業計画案が報告された。また、あるるんの杜や新規オープンするあるるんの海との合同イベントを行い誘客を図るという。

新しく30年度の組合長に就任した小山田房子さんは、「一人一人が1品でも多く出荷し、お客さんに喜んでもらえるよう、生産者が一丸となって取り組みたい。とにかくお客さんに信頼してもらうことが大切」と意気込みを話す。

なお、あるるん畑は引っ越し作業のため、４月24日から26日まで３日間休業する。新店舗は27日にオープン予定。