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試される連携!救急・救助の技術競う

2018年03月09日 05:34更新

上越地域消防事務組合の職員を対象にした救助の競技会が8日、上越市総合体育館で開催された。
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この競技会は7年前から職員の救急技術の向上のため毎年開催されている。上越南署や東頸署などから職員約150人が参加した。開催当初は救急隊のみの参加だったが、おととしから消防隊も加わり、連携を図っている。

今回は「イベント会場での乗用車の誤操作による事故」「地震による建物の崩壊」「マイクロバスの衝突事故」「ガスの爆発事故」の4つの想定で救助がおこなわれた。いずれの想定も、けが人の数や状態などは職員には知らされず、現場での対応力が試された。
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南消防署と高士分遣所の第一方面隊は、アクセルとブレーキを踏み間違えて車がイベント会場を暴走した想定で救助にあたった。けが人は約20人。隊員は負傷者のけがの程度によって治療の優先度を決め、病院への搬送を行う。迅速な行動が試される時だが、負傷者に声掛けをし、不安をあおらないよう気配りもしていた。Still0308_00001

第一方面隊の指揮者、南消防署の清水信喜司令は「多くの負傷者がいる現場では消防と救急の連携が大切になる。今後も訓練を重ねて連携を深めていきたい。突然の事故は不意に起きる。市民の皆さんもどのような対応が求められるか、少しだけでも頭の片隅に置いてもらえれば」話した。

なお、競技会の結果、上越北署と名立分遣所が所属する第二方面隊がトップの成績で優秀賞を受賞した。

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